前巻で
アポロン・ファミリアとの
ウォー・ゲームに勝利した
ベル君達。
新たなホームの改装も終わり、
ベル君はLvを上げてLv3の階段を上りました。
そんな中、新たに仲間になった
命の様子がおかしい事に気づいた
ベル君。
夜中、ホームを抜け出す
命を
ヴェルフ、
リリと共に追いかけ、そこで騒動に巻き込まれます。
命が向かった先はオラリオの夜の街。
そこには彼女が捜していた大切な人がいるのです。
思いがけず歓楽街に足を踏み入れることになり、うろたえる
ベル君。
そんな中、
ベル君だけがみんなからはぐれてしましました。
1人さまよう内に、レコードホルダー
「リトル・ルーキー」である事がばれ、娼婦達に追い回される
ベル君。
逃げようとしますが捕まってしまい、
イシュタル・ファミリアのホームに連れ込まれてしまいます。
そこで
怪物のような娼婦・フリュネに目をつけられてしまい、必死に逃げる
ベル君を迷い込んだ先の少女がかくまってくれました。
彼女の名前は
春姫。
命と同じく
東方出身の狐人【ルナール】。
彼女こそが
命が捜しているその人でした。
何とか
春姫の手引きで歓楽街を抜け出せた
ベル君。
ヘスティア様にこっぴどく怒られます。
そんな
ベル君に危機が迫っていました。
100万ヴァリスという破格の依頼が、
ベル君達の指名で飛び込んできました。
断ろうという
ヘスティア様を説き伏せて、その依頼を受けることにする
ベル君達。
娼婦として囚われた
春姫を見受けするための資金とする為でした。
しかし、その依頼は罠だったのです。
ベル君を狙う、
神・イシュタルの指示による卑劣な罠。
ベル君は捕えられ、連れ去らわれてしまいます。
目が覚めると、見覚えのない場所にいました。
現れたのは
怪物の様な容貌の娼婦・フリュネ。震えあがる
ベル君を使い物になるようにする為、
フリュネが精力剤を取りに行った隙に、助けてくれたのは
春姫。
何とか逃げ出し、
命と合流し、
春姫が強大な儀式の犠牲になる事を知ります。
イシュタル・ファミリアの
アマゾネスの娼婦・アイシャに、
お前じゃダメだ、と跳ねつけられ、1度は逃げ出す
ベル君と
命。
しかし、
ベル君は戻ります。
春姫を、助けだすために。全てをなげうつ覚悟を持って。
その頃、
神・フレイヤは、
イシュタル・ファミリアとの戦争の準備をしていました。
己のお気に入りである
ベル君に目をつけ、手を出したことが許せなかったのです。
戦いが始まりました。
命が
春姫を救い出すまでの時間稼ぎをする為、派手に暴れる
ベル君。
しかし、
神・イシュタルに捕えられて貞操の危機に陥ります。
しかし、
スキル・憧憬一途【リアリス・フレーゼ】の副次的効果により、
ベル君は
神・イシュタルの魅了が効かず、隙をついて逃げ出すことが出来ました。
時間が迫っていました。
儀式の間、
春姫の元へ駆けつける
命と
ベル君。
ベル君の真摯な思いに、
春姫は叫びます。
死にたくない、助けて、と。
ベル君はその想いに応えました。
同じ頃、
フレイア・ファミリアの侵攻が始まっていました。
イシュタルの子達を魅了し、
イシュタルを丸裸にした
フレイアは、
イシュタルを死に追いやり、神の国へ送還するのでした。
戦いを終えた
ベル君は、自分を見つめる
フレイア様の視線に気づきました。彼女の唇が動きます。
愛している、と。
その時気づくのです。自分がずっと感じていた視線が彼女のものだったことに。
戦いは終わりました。
イシュタル・ファミリアは崩壊し、
春姫は
ヘスティア・ファミリアの一員となりました。
今回仲間になった狐人の
春姫。彼女のほわっとした天然なところは何だか可愛いです。
ベル君と絡んで、天然な可愛さを爆発させてくれればいいなと思います。
ちなみに、
フリュネに拉致されて
春姫に助けられた
ベル君が泣きながら
春姫の胸に飛び込むシーンは何とも可愛かったです。
かっこいい
ベル君も素敵ですが、やっぱり可愛い
ベル君が一番素敵ですよね。
(2015.6.17)