先日たまたま本屋で見かけて手にとったこの本。
「
ちはるさんの娘」
なんとも可愛い母娘4コマコメディです。
西炯子先生のマンガは今まで買った事がなく、今回が初購入。
イラストとしてはルビー文庫の「
富士見二丁目交響楽団シリーズ」で知っていました。
なので、絵の感じはとても好きなマンガ家さんです。
今回、「
ちはるさんの娘」を買って、絵だけじゃなくてマンガも好きになりました!
ヒロイン(?)の
五十嵐ちなつさんは
38歳バツイチのミステリー作家。
お母さんの
ちはるさんは80歳。
娘の
ちなつさんより女子力が高くて可愛らしい、乙女でイケメン大好きなおばあちゃんです。
ちはるさんは
バツイチの娘を心配して、見合いを勧めたり、おしゃれを勧めたり。
でも、現実主義の
ちなつさんの心には今一つ響きません。
そんな2人のちぐはぐで可愛いやり取りが、ほんわかじんわり笑わせてくれます。
そんな枯れかけ(笑)の
ちなつさんですが、決してモテない訳ではありません。
と、いうかモテてます。男女問わず(笑)
年下担当編集者の梅本くんや、
元旦那の松川教授、
百合な女性編集者の武者小路さんに、
宝束(笑)歌劇団トップスターのすみれ野園。
ちなつさんの周りは本人が好む好まないは別に、とってもにぎやかです。
恋の行く先は何となくわかるような気がしますが、なにはともあれ、母娘2人が仲良く楽しく過ごす様子がこれからも楽しみです。
「
ちはるさんの娘」、お母さんとの思い出を思い出したい時や、少し寂しい時に最適なマンガのような気がします。
(2015.3.24)